タオルの替え時はいつ?
交換の目安は半年〜1年・洗濯30〜50回
この記事のまとめ
- タオルの替え時は半年〜1年、洗濯回数なら30〜50回がひとつの目安です。
- 同じ期間でも、持っている枚数が少ないほど1枚あたりの洗濯回数が増え、替え時は早く来ます。
- ニオイが取れない、水を吸わない、ゴワゴワする、黒ずみが出たら、期間に関係なく替え時です。
タオルの替え時の目安
タオルメーカーや小売店の解説では、家庭用タオルの替え時は半年〜1年、洗濯回数でいえば30〜50回程度がおおよその目安です。たとえば藤高タオルは「半年〜1年使った場合」「洗濯を30回以上した場合」を交換時期に挙げ、タオル直販店のヒオリエは「30〜50回程度」を基準としています。ハンズは、ホテルやスパでは30〜40回の洗濯を目安に交換すると紹介しています。なお、ヒオリエは毎日使うバスタオルは半年ほどでの交換を勧めています。
期間と回数の2つの目安があるのは、タオルの傷みが「使った日数」よりも「洗った回数」で進むからです。洗濯のたびにパイル(表面のループ状の糸)がこすれて潰れ、吸水力や肌触りが落ちていきます。
早見表:あなたのタオルはいつ替え時?
期間と洗濯回数の目安を合わせて考えると、「半年〜1年」はタオルを何枚か順番に使う場合に当てはまりやすい数字です。同じ1枚を毎日洗えば、30〜50回の洗濯には1〜2か月ほどで達します。使い終わったら毎回洗い、同じ種類のタオルを複数枚で順番に回す場合の替え時を、洗濯30〜50回として計算しました。
| 順番に使う枚数 | 1枚を洗う間隔 | 替え時の目安 |
|---|---|---|
| 1枚 | 毎日 | 約1〜2か月 |
| 2枚 | 2日に1回 | 約2〜3か月 |
| 3枚 | 3日に1回 | 約3〜5か月 |
| 5枚 | 5日に1回 | 約5〜8か月 |
| 7枚 | 週に1回 | 約7〜11か月 |
計算は目安です。生地の厚さや洗い方で寿命は変わります。家族で同じタオルを共有する場合や、1回使うごとに洗わない場合は、実際の洗濯回数で考えてください。
バスタオルとフェイスタオルで枚数が違う家庭も多いはずです。種類ごとに「何枚を回しているか」を数えると、どちらが先に替え時になるかがわかります。
替え時を知らせる5つのサイン
期間や回数に届いていなくても、次のような状態になったら交換を考えましょう。
- 洗ってもニオイが取れない:繊維の奥で雑菌が増えているサインです。まずは下で紹介する60℃のお湯を試し、それでも生乾きのようなニオイが戻るなら替え時です。
- 水を吸わなくなった:体を拭いても水分が残る、水をはじくように感じるのは、パイルが潰れて吸水力が落ちているためです。
- ゴワゴワして硬い:ふんわり感がなくなり、肌に当たると硬く感じる状態です。
- 黒ずみや黄ばみが出た:黒い点状の汚れはカビ、黄ばみは皮脂の蓄積の可能性があります。
- ほつれや薄さが目立つ:糸が飛び出している、新品と比べて明らかに薄くなったと感じたら寿命です。
ニオイが取れないときは60℃のお湯で
洗ってもすぐに戻る生乾き臭の主な原因は、モラクセラ菌という雑菌です。ふつうの洗濯では落としきれませんが、熱には弱く、ヒオリエは60℃以上のお湯に20〜30分ほどつけ置きする方法を紹介しています。
- 洗面器やバケツにお湯を張ってタオルをつけ、冷めてきたらお湯を足して60℃以上を保ちます。つけ置きのあとは、いつもどおり洗濯します。
- 熱湯を直接かけると生地を傷めることがあるので、つけ置きにしましょう。
- お湯を扱うときは、やけどに注意してください。
60℃で洗える洗濯機も
最近は、洗濯機のなかでお湯を温めて洗える機種も増えています。たとえばパナソニックには白物衣類向けの「約60℃除菌おまかせ(除菌)コース」、日立には60℃の温水で約120分洗う白物衣類専用の「60℃除菌」コースがあります。つけ置きの手間をかけずに、タオルをまとめてお湯洗いできます。
高温で洗えるかどうかはタオルによって違います。洗濯表示(洗濯おけのマークの数字が上限温度)を確認してください。洗濯機の60℃コースは白物専用のものが多く、色柄物やプリントのあるタオルは色落ち・色移りのおそれがあります。
タオルを長持ちさせるコツ
替え時を先延ばしにするには、パイルを傷めない洗い方と干し方が大切です。
洗うとき
- 洗濯機に詰め込みすぎず、たっぷりの水で洗う(容量の7割程度が目安)
- 洗濯ネットに入れて、ほかの衣類との摩擦を減らす
- 柔軟剤は使いすぎない。繊維がコーティングされて吸水力が落ちることがあります
干すとき
- 洗濯が終わったらすぐに取り出して干す
- 干す前に軽く振って、寝たパイルを起こす
- 直射日光を避け、風通しのよい日陰で干す
使うとき
- 複数枚をローテーションして、1枚に洗濯が集中しないようにする
替え時を忘れないために
目安がわかっても、「このタオル、いつ買ったっけ?」となりがちです。新しいタオルをおろした日をメモしておき、早見表の期間が来たら状態をチェックする習慣をつけると、替え忘れを防げます。
日用品の交換タイミングを管理するアプリKAETAO(かえたお)なら、タオルを登録して交換間隔を設定するだけで、次の替え時が近づくと色で知らせてくれます。交換したら「交換しました!」をタップするだけで記録でき、家族とも共有できます。歯ブラシやスポンジ、シーツなど、ほかの日用品もまとめて管理できます。