ゴルフスイング撮影の
スマホスタンド・三脚の選び方
「手元の高さに届くか」と「風で倒れないか」
この記事のまとめ
- スマホはアドレスしたときの手元の高さに置くのが基本。スタンドは、その高さまで伸びるものを選びます。
- 必要な高さは人によって違うので、自分の手元の高さをメジャーで測ってから選びます。
- 屋外の練習場では風と振動で倒れないかも大事です。迷ったら、手元より少し高くまで伸びる三脚を選びます。
結論:自分の「手元の高さ」まで伸びて、風で倒れない三脚を選ぶ
スイングは、アドレスしたときの手元の高さから撮るのが基本です(理由は「ゴルフスイングの撮り方」に書きました)。スタンド選びで大事なのは次の4点です。
- 高さ:アドレスしたときの手元の高さまで伸びるか
- 安定性:屋外の風や、隣の打席の振動で倒れたり揺れたりしないか
- 固定と角度:スマホを縦向きでしっかり挟めて、向きを細かく直せるか
- 持ち運び:キャディバッグや練習用のバッグに入る長さ・重さか
迷ったら、手元の高さより少し高くまで伸びる三脚を選ぶと、高さを合わせる余裕が残ります。
まず自分の「手元の高さ」を測る
必要な高さは身長や構え方で変わるので、決まった数字はありません。いちばん確実なのは、アドレスしたときのグリップの位置(手元)の高さを、家でメジャーで測っておくことです。構えたまま家族に測ってもらうか、壁に手元の位置の印を付けて測ります。
三脚の「最大高」がどこまでの高さか(スマホを付ける部分の上端までか、など)は製品によって書き方が違います。スマホの画面の中心が手元の高さに来ることを考えて、測った高さより余裕のあるものを選びます。
スタンドの種類と向き不向き
| 種類 | 手元の高さに合わせられるか | 安定性 | 持ち運び | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 三脚(伸縮式) | 合わせやすい。伸びる範囲は製品ごとに違う | 脚を広げられれば安定。軽いものは風に弱い | 縮めた長さを確認する | 後方・正面とも、手元の高さで撮るとき |
| クリップ式ホルダー | 挟む物(キャディバッグの口枠など)の高さで決まる | 挟む物しだい | 小さく軽い | 三脚を置けない打席、手軽に撮りたいとき |
| 置き型のミニスタンド | 低い位置からしか撮れない | 安定しやすい | いちばん小さい | 画面を見ながら確認するなど、低い位置でもよい用途 |
- 三脚は高さを手元に合わせやすく、「手元の高さで撮る」をいちばん守りやすい種類です。自撮り棒と兼用のものは軽くて持ち運びやすい反面、脚が細く短いと屋外の風で倒れやすくなります。
- クリップ式は、キャディバッグの口枠などに挟んで使います。三脚より小さく、組み立てもいりません。高さは挟む物で決まるので、手元の高さに合うかは置き場所しだいです。
- 置き型のミニスタンドは地面やベンチに置くので、手元より低い位置からの撮影になります。低い位置から撮るとスイングプレーンがゆがんで見えるので、軌道を比べる目的には向きません。
安定性と固定:屋外の練習場で気をつけること
風と振動で倒れないか
- 脚を開いた幅が広いほど倒れにくくなります。打席の幅に収まるか、隣の打席にはみ出さないかも確かめます。
- 軽い三脚は、センターポール(中央の伸びる柱)を伸ばしきると揺れやすくなります。高さは脚で稼ぎ、センターポールは控えめにします。
- 三脚の中央にフックがあるものは、バッグなどを下げて重しにできます。
縦向きで挟めるか、向きを細かく直せるか
- スマホを縦向きで固定できるホルダーかを確認します。後方からの撮影は縦持ちが基本です。
- 首(雲台)が上下・左右に動くものは、目標の方向にまっすぐ向けやすくなります。
- スマホケースを付けたまま挟める幅かも見ておきます。
練習場での置き方
- 撮る位置は「ゴルフスイングの撮り方」のとおりです。右打ちで後方から撮るなら、画面の左にプレイヤー、右にボールが収まる位置に置きます。
- 毎回同じ位置に置けるように、打席マットの角などを目印にし、三脚の脚の伸ばし具合(段数)も覚えておきます。
- 自分や周りの人のクラブが当たらない位置に置き、通路をふさがないようにします。撮影のルールは練習場ごとに違うことがあるので、気になるときは施設に確認してください。
撮った動画を比べる
同じ高さ・同じ位置で撮れるようになると、前回の自分やお手本との比較が意味を持ちます。比べ方の選択肢は「ゴルフスイングの撮影・分析アプリの選び方」にまとめました。
SwingDiff は、撮ったスイングから骨格を自動で検出し、お手本や過去の自分と骨格を2色で重ねて比べるアプリです。撮る位置と高さがそろっているほど、重ねたときのずれがスイングの違いとして読めます。